Aventura アヴェンテューラ 作者:翠川しん シリウスKC 講談社
5巻が発売されたのが2月23日、やっと行けた秋葉原で待ちに待ったAventuraの最新刊
ファンタジー漫画で一番好きなのがこの作品です。
というのも、ストーリーがすごいしっかりしてるのはもちろんのこと
キャラクターがめちゃくちゃ生き生きしてるんですよね。
ファンタジーといえばその世界観やストーリーでその世界に思いなり、その後にキャラクターがくるもんです。
でもね、ルーウィン・ランディット(主人公)がそうはさせてくれないんです。
小さい頃からおばあちゃんに育てられ、そのおばあちゃんが大好きでいつも聞いていた魔法に憧れがあった。でも、剣術が得意で魔法は苦手(というか出来ない)ということで努力のすえ名門ガイアス魔法学院剣術の部に入学。でも、剣術の部でも魔法が使えるひとが多く、魔法を使えない&いじっぱりなランディットはいじめられる側に…
そんな中、図書館で偶然魔法の部の二人クリス・コットンバーグとソエラ・エヴェンポートと出会う。
お互いに知らないことばかりで話しあっていくうちに仲が良くなるのは当たり前
ランディットは学院生活が楽しくなります。
そんなさなか、いろいろな出来事が起こるのがファンタジー物語
実は魔法が使えるということが分かったランディット
クオルフォア先生などの教員達の教えや手助け
いじめっ子ダーウィルなどが引き起こすアクシデントや協力でいろいろな事を学んだり、周りを惹きつける行動をする主人公
物語自体のストーリーや世界観がすごく良くできているのに読み終わった後に分かる主人公(ランディット)の印象の強さ
激しい戦闘や泣けるぐらい悲しいストーリーがあったりするのに主人公がいるため、後にはとても癒された自分が残ります。
絵も素晴らしく、とても繊細な絵で何回読んでも飽きることはありません。
最初、この漫画を買うとき表紙の絵の良さに惹かれて即買いを決定したぐらいです。
本屋に行って漫画コーナーでこの漫画を手に取れば分かってもらえるはずです。
絵の繊細さで言ったら自分はこれ以上の漫画を知りません。
これは再現できないだろ!っていう点でこの漫画をアニメ化するのは断固反対です。
一人暮らしのさいに持っていく漫画の一つです。
flat 作者:青桐ナツ マッグガーデン 3巻
をついさっき購入し、ついさっき読みました。
やっぱ平介の一言では言い表せないようなマイペースっぷりは見ていて面白いですね。
漫画の主人公としてはあり得ないでしょ!っていう新鮮さが最高です。
それでいて周りの人たちのフォローと追い打ち
でも「自分自身にも平介のような部分が結構あるな」って思いませんか。
この部分の発見を自分は楽しんでます。
面倒くさがりなのはモチロン、意識してない部分で敵を作ったり、逆に意識してない部分を好んで慕ってくれる人ができたり…
慕ってくれる人って部分は自分の場合自覚はないですが、自分が慕うほうだと考えるとちょくちょく当てはまる相手がいたりします。
ついつい主人公と自分を当てはめたり、主人公目線・思考で物語を見ることの多い自分ですが、これ
ほど主人公視点と客観的視点で見るのとで差がある作品は珍しいですね。
まず意識的に客観的に読んで、次に主人公視点で読んでみると新たな発見がある漫画です。
1巻を購入したときには表紙の絵の感じと物語とのギャップに少し驚きましたが、
3巻あたりまでくると「あ、この絵だからこそ物語が読みやすいんだな」と思うようになりました。
絵を濃くしっかり描くというのも有りなんだろうけど、作品にあった画風ってあるよね。
それにしても、やっぱ秋くんは可愛いなぁ (*´ェ`*)
あの子どもゆえの純粋さは見ていて飽きないです!
まさに癒しのキャラクターです。
鈴木と佐藤のアメとムチっぷりも見ていて面白いです。
ツンケンしながらも良い方向へ導こうとしてくれる鈴木
常に笑いながら、そして優しく話してくれる佐藤
根本的な部分は違うはずの二人なのに、平介相手になると似た意見になるのだから、やっぱり友達同士なんだと感じます。
キャラクターと言い、雰囲気といい、ついつい引き込まれてしまう漫画です。
最後に
帯にある通り
「まったくどーして ままならないなぁ」
確かにそんな事が多いなと思う自分です。